「ロレックス GMTマスターII」のオーバーホールを承りました

今回は、今週、納品させていただいた「ロレックス GMTマスターII」をご紹介します。

ご依頼の経緯としては、8年ほどの保管されたままで、
またベゼルが外れやすいとのことで、
オーバーホールのご依頼を承りました。

このGMTマスターIIは GMT針があるのと、両回転するベゼルが特徴であり、
これらにより第2の時間帯、第3の時間帯を同時に表示することができます。

さて時計をお預りして確認すると、
ベゼルの回転が軽く感じられ、さらに精査したところ、
ベゼルの板バネの欠損と、クリックスプリングの摩耗が見受けられ、
これらがベゼル不具合の原因のようでした。

板バネの欠損もベゼル外れで生じたものと推測されます。

回転ベゼルもリューズと同じく手で操作する部分ですので、
ご使用状況により内部部品が摩耗し、
回転が軽くなったり、不動といった不具合も生じる事があります。

オーバーホール前

今回はオーバーホールと同時に、
板バネの取り付けと、クリックスプリング交換を行い、
またライトポリッシュも承り、外装の研磨を行ないました。

オーバーホール後

ベゼルの回転も良好になり、また永くお使いいただけるかと思います。

間もなくゴールデンウィークです。
リフレッシュした時計と共に休暇を過ごされると幸いです。

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