オメガの修理オーバーホールはどこにだせば正解か?おすすめはどこ?

オメガ スピードマスター

オメガの時計をオーバーホールしたい。

オメガの時計を修理にだしたい。

けど、どこの修理店にだせばいいのかわからない。

メーカー修理でいいの?

 

あなたは、大切なオメガの時計の修理をどこにだせばいいか悩んでいるかもしれません。

しかし、ここの記事を読めばスパッと解決しますので、

自分の時計を一生涯大切にしたいと思う方はぜひ熟読してください。

 

なぜオメガの時計はオーバーホール修理が必要なの?

オーバーホールとは

オーバーホール(overhaul 通称OH)とは、時計を分解し、部品を洗浄、交換、修理、注油、時間の調整などのメンテナンスを行うことを言います。

時計の内部は金属機械ですから、使用していると油の劣化や歯車同士の摩耗により金属ゴミなどが発生し、時計の調子が悪くなったり、止まるようになります。

ですから、時計を良好な状態を維持するためには、定期的なオーバーホールメンテナンスが必要となります。

一般的に機械式時計の場合は3~5年程度、クォーツの場合は7-8年程度でオーバーホールをしたほうがよいと言われていますが、実際は使用頻度や環境によって大きく左右されます。

例えば、デスクワークなどであまり動きがない方は、そこまで大きな不具合は起きにくいですが、野外作業で仕事される方などは、やはり時計をぶつけたり、何かしらの損傷が起こる確率が高くなりますので内部の異常の頻度が高くなりがちとなり、オーバーホールメンテナンスの期間も短くなります。

また、10~20年以上年数が経過しているオメガの時計はオーバーホールメンテナンスの期間も短くなる傾向があります。

また、オメガコーアクシャルモデルは脱進機の摩耗を減らすことによりオーバーホールメンテナンス期間を8-10年程度に延長できたというものですが、修理を請け負ってきた現場の経験上、これもまた、使用頻度と環境によっても大きく左右されてきます。

1回目のオーバーホールは8-10年程度で済んだとしても、それ以降は短くなるケースがあり得るということです。

時計は機械である以上、メンテナンス費用がかかるのは仕方がありませんが、

「メンテナンスをしながら長く愛用し続ける」

それがオメガなどの高級時計の醍醐味でもあるということを忘れてはいけません。

とは言うものの、定期的なメンテナンスを行う方よりも、時計が壊れたから修理に出すという方がほとんどであるというのが現状ではありますが。

通常オメガの時計購入時、定期メンテナンスとしてのオーバーホールの説明はされているとは思いますが、時間が経つにつれてオーバーホールをするということを忘れてしまうのが人間です。そして時計に不具合がでてから修理にだすことになり、その修理代金に驚く人が跡を絶ちません。

オメガ シーマスター cal.1109 オーバーホール

 

 

オメガをオーバーホール・修理に出す場合はまずは見積もりから。

オメガをオーバーホールする場合は、見積もりを取る必要があります。

 

ネット上にある郵送修理だと見積もりは無料のところが多いですが、一般の持ち込み時計店ではやはり手間暇かかるので見積もり手数料がかかるところもあります。

また、極端に安い修理店のオーバーホール料金があったりしますが、それはあくまで一番安いモデルのオーバーホールであったり、場合によっては手を抜いた金額であったりしますので、あまり参考にしてはいけません。

サイト上で上がっている参考価格はあくまで参考であって、その通りになるかどうかは実際に時計を見積もりに出して、裏蓋を明けて、軽く内部を見てからオーバーホールを含む見積もりがでてくるまでわかりません。

往復の送料がかかるケースはありますが、郵送専用の時計用梱包材を用意している修理店も多いため、気軽に見積もりを取るという意味では、郵送修理が楽でおすすめです。

年々郵送での時計修理が一般的にはなってきていますが、やはりネット上で案内している修理店やメーカー修理に郵送で出すのは不安だと思われる方もいらっしゃることでしょう。

そういう方は店舗や百貨店などに持ち込みをして修理を出すのをおすすめします。

 

オメガのオーバーホールメンテナンスの期間はどのくらい?

一般的に、オメガの時計を修理にだして、手元に返ってくるまでおおよそ3週間~5週間前後となります。見積もりに約1週間日前後、修理に2週間~4週間前後かかります。

また、部品の調達具合によっても時間がかかる場合があります。

溶接や文字盤再生(リダン)などがあった場合もプラス1~3ヶ月程度、時間がかかるところがほとんどです。

 

10日ほどで返却してくれる、スピード修理をしてくれる修理店はないともいいきれませんが、細かな調整やチェックを省いている可能性もあります。場合によってはやっつけ修理をしているということもあり得ます。早く返ってくるということは、それだけ暇であるとも言えますので、注意が必要です。

本当に技術力のある修理職人は修理も早いのですが、その分1日に何個も修理しているので、仕事の受注も多く、忙しくなっています。

1つの修理自体は早いが、請け負う時計の修理が多数あって、修理に着手するまで時間がかかってしまっているということです。

 

オメガメーカーのコンプリートサービスでも手元に帰ってくるまで約3~5週間前後となりますが、部品がなかったり、特殊なムーブメントの場合はスイス送りになる場合があります。

その場合は、修理完了まで3~6ヶ月程度かかることもあります。

 

ゴールデンウィーク、夏のお盆休み、年末年始のなどの長期休業を挟む場合は、さらに1~3週間時間がかかってくるので、早く修理して手元においておきたい方は時期を見計らって早めに修理を依頼することが重要です。

 

オメガの故障別修理対応

長年オーバーホールをしておらず、オメガの時計が動かない、進む、遅れる、水入り、内部パーツが取れているなどなど

 

オメガの時計が急に動かなくなった、時計が進む、または遅れる、湿気が入った、ポケットから出すのを忘れて洗濯機で洗ってしまった、そして長らくオーバーホールをしていない・・・etc

こういったケースではオーバーホールが必要です。

油切れ、油劣化による不具合の場合はオーバーホール=分解掃除だけで済みますが、部品の摩耗や不具合があった場合は部品交換が必要となります。

振動等により部品が外れて内部で遊んでいるケースもあります。

オーバーホールをして年数が経過していない、使用環境もそれほど悪くない場合などは部品の取り付けだけで済むケースがありますが、年数を経過している場合はやはりオーバーホールも合わせて行ったほうがよいでしょう。

また水入りの場合は、放置しているとサビや文字盤の損傷などが進んでしまいますので、大切なオメガの時計であれば、すぐに修理に出すことが大切です。

電池交換しても動かない(クォーツ)

電池交換しても動かないケースは、回路発信不良や電池の液漏れによる回路不良、コイルの不具合、機械部の部品不良、油切れなどが考えられます。

ただの電池の液漏れのみでしたらオーバーホールだけで対応できるケースもありますが、回路不良や回路腐食などがあった場合、回路交換も必要となってきます。回路は電子部品のため、修理対応というよりも交換での対応となります。長年オーバーホールもしていない場合は、部品交換も合わせてオーバーホールも必要となってきます。

回路は電子部品ですので、数年で壊れるものもあれば、20年近く壊れないというものもあったりしますので、個体差が大きい部品ともいえます。

また、よくある電池液漏れですが、一般的な電池の液漏れが起こる主な原因は、過放電によるものです。 多くの場合は、電池が切れた腕時計をそのまま長期間放置してしまうことで、微量ながら電気が放電され、その際に電池のアルカリ液も同時に放出されることで液漏れを起こします。

電池式の時計で止まった場合は、なるべく早めに時計修理店などにご相談されることをお勧めいたします。

 

電池が切れた(クォーツ)

オメガのクォーツ時計など電池が切れた場合は速やかに電池交換することが大切です。上記で記載しているように、切れた電池を放置していると液漏れする恐れがあります。

また、電池交換は単純な作業でもあるのですが、適切な工具で裏蓋を開けないと裏蓋にキズがついてしまうケースがあります。

多くの方は街中の電池交換800円1000円みたいなところで電池交換をされがちですが、大切なオメガの時計であれば、きちんとした工具や技術があるお店で電池交換されたほうがよいでしょう。

メーカーもしくは百貨店に入っている時計修理店、オメガの修理を得意としているような修理店などがおすすめです。

 

 

なぜここまでオメガの修理・オーバーホールに詳しいのか。 本当に信じていいの?

時計修理の千年堂は顧客の立場を取りながら、時計修理職人や修理工房をまとめ、時にはメーカー修理も利用しながら時計修理業を営んできました。

修理サイドでのうんちくは細かなものはいくらでもありますが、大切なのは顧客の時計を大切に扱い、修理し、顧客にとって思い出いっぱいの時計をリフレッシュすることで、より一層時計に愛着をもってもらうこと。

形見の時計であれば、故人が大切に愛用してきたオメガの時計を、次の人にも大切に引き継いで愛用し続けてもらうこと。

そういった思いで長年オメガの時計修理・オーバーホールをやってまいりました。

時計修理の千年堂の代表である田中や役員一同は高級時計を修理に出す顧客同様、オメガやロレックスなどの高級時計を保有し、実際に時計のオーバーホールを経験してきております。

メーカー側の職人や一般の時計店の時計修理職人は、自前でオメガやロレックスの時計を保有している人は全員というわけでもなく、オーバーホールをする必要がある時計の保有者として修理に出すという感覚を持っている人はそう多くはありません。

時計修理の千年堂を創ってきた者は、時計の修理業者でありながら、イチ高級時計の保有ユーザーでもあります。

「オメガやロレックスといった高級時計をどこに修理に出せばいいのか」

この悩みに解決するために日々業務を改善し、数多くのオメガユーザーから修理及びオーバーホールの依頼され続けてきております。

ですから、ここに書いている情報は、メーカーや時計修理側にとって好都合なものではないかもしれませんが、イチオメガユーザーの人にとって、そしてこれからオメガをオーバーホール・修理をする人にとって必ず役に立つものだと確信しております。

時計の修理は千年堂にお任せください。

千年堂では一流の時計技師による最高の技術をリーズナブルな価格で提供しています。

もしロレックスやオメガなどの高級時計のメンテナンスのことでお困りでしたら、『時計修理の千年堂』にご相談ください。

メーカーでの修理を断られてお困りの方もパーツ次第では修理対応が可能な場合もございます。まずは一度お問い合わせください。

あなたの大切な腕時計が末永く時を刻み、愛され続けることを願って私たちは修理をしています。

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