腕時計のレストアポリッシュについて|本研磨で外装を美しく整える
腕時計を長く使用していると、ケースやブレスレットには少しずつ小傷や擦れが生じます。 千年堂では、オーバーホールなどの内装修理だけでなく、 時計の外観を整える研磨サービスもご用意しています。
現在、千年堂では研磨サービスを、 ライトポリッシュ(簡易研磨)と レストアポリッシュ(本研磨)の2種類に分けてご案内しています。
今回ご紹介するレストアポリッシュは、 以前「外装仕上げ」と呼んでいた本格的な研磨作業です。
レストアポリッシュとは
レストアポリッシュは、時計のケースやブレスレットの状態を確認しながら、 本来の形状や表面仕上げに配慮して行う本研磨です。
腕時計には、斜めに加工された面や丸みを帯びた部分など、 モデルごとにさまざまな外装形状があります。
また、表面の仕上げについても、 鏡のような光沢を持つ鏡面仕上げや、 細かな筋を残した筋目仕上げなどが使い分けられています。
そのため、すべての時計を同じ方法で磨くのではなく、 時計ごとの形状や仕上げに合わせて作業方法を調整します。
レストアポリッシュ前後の違い
実際の研磨前とレストアポリッシュ後の状態をご覧ください。
研磨前には、ケース表面や縁の部分に使用に伴う傷やくすみが見られます。 レストアポリッシュを行うことで表面を整え、 時計本来の美しさを感じられる状態へ仕上げていきます。
時計に合わせて研磨方法を使い分けます
レストアポリッシュでは、時計の状態や形状に応じて、 複数の方法を使い分けながら作業を行います。
時計ごとの形状や仕上げに合わせて作業します
バフと呼ばれる一般的な研磨機のほか、 ヤスリを使用した手作業や、 特殊な形状に対応するための研磨機などを使用し、 時計の状態に合わせて研磨を進めます。
一律に同じ方法で磨くのではなく、 元の形状や表面仕上げを確認しながら作業することが、 レストアポリッシュでは重要になります。
ライトポリッシュとの違い
千年堂では、レストアポリッシュのほかに、 ライトポリッシュ(簡易研磨)もご用意しています。
ライトポリッシュ
簡易研磨
比較的軽い小傷などを整える簡易的な研磨です。
レストアポリッシュ
本研磨
時計の形状や表面仕上げに合わせて行う、 より本格的な研磨です。
傷の状態や仕上がりのご希望によって、 適した研磨内容が異なります。
オーバーホールとあわせた研磨も可能です
千年堂では、オーバーホールなどの内装修理をご依頼いただく際に、 ライトポリッシュまたはレストアポリッシュを オプションとしてご利用いただけます。
時計内部のメンテナンスとあわせて外装も整えることで、 機械の状態だけでなく、 外観も気持ちよくお使いいただける状態を目指します。

