ガラスの種類と風防研磨について
ガラスの種類と風防研磨について
日頃より「時計修理の千年堂」をご利用頂き、誠にありがとうございます。
本日は、時計ガラスの種類と風防の研磨について、ご紹介させていただきます。
時計のガラスには、5種類のガラスが使用されており、素材・特徴・硬さの比較について、以下をご覧ください。
もくじ
種類と硬さの比較

各ガラスの特長
- サファイアガラス
- 溶融アルミナを原料とする人工サファイアのガラスで、ダイヤモンドに次ぐ硬さ(モース硬度9)を持ち、美しい気品があります。
- スピネルガラス
- 溶融アルミ合金を原料とする人工スピネル(尖晶石)のガラスで、硬く(モース硬度8)、また屈折率が大きい為、きらめきの美しいものです。
- ハードレックス(強化無機ガラス)
- 無機ガラスに特殊強化処理をして、傷がつきにくく、また割れにくくしたガラスです。
- 無機ガラス
- 普通一般にガラスと言われるものの総称で、酸化ケイ素を含んだ透明状の物質のことを指します。無機ガラスの中には、ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、石英ガラスなどがあります。時計には主にホウケイ酸ガラスが使われています。
- 有機ガラス
- 無機ガラスの代用として使われている合成樹脂ガラスで、加工性がよく、もろくないという利点をもつ反面、表面にキズがつきやすいという欠点があります。
千年堂では有機ガラスタイプを「風防」と呼んでいます。
- 無機ガラスの代用として使われている合成樹脂ガラスで、加工性がよく、もろくないという利点をもつ反面、表面にキズがつきやすいという欠点があります。
風防研磨について
千年堂ではお見積もり時にガラス外観を拝見し、有機ガラスでキズが見受けられるものについては、風防研磨のご案内をしております。有機ガラスは軟らかい素材の為、研磨が可能となります。(その他のガラスは研磨不可となります。)
以下の画像の通り「風防研磨」により、風防表面が綺麗な状態となり視認性もアップします。
是非この機会にご用命ください。

※キズが深い箇所は、磨きでも若干キズ痕が残る場合があります。
※風防が劣化している場合、研磨できない場合があります。
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