時計と磁気の関係
もくじ
磁気による悪影響
結論から申しますと時計は磁気に非常に弱く、時刻の狂いや停止の原因になります。特に機械式時計は一度磁気を帯びると「脱磁」が必要となります。
アナログクオーツ時計はステップモーターに磁石を使っているため、強い磁気を受けると「止まり」「遅れ」「進み」が発生します。*デジタル時計はその影響を受けません。
機械式時計は新素材の開発により磁気の影響を受け難くなってきましたが、スチール部品を数多く使っている時計はその影響を受け、精度不良が発生します。
余談ですが、修理工房ではお客様のご愛用品が磁気の悪影響を受けているかを”磁気測定機”で測っております。
その数値は0から測定機の目盛りを振り切ることもありますが、この値は残留磁気と言い、お客様の使用環境下で受けた磁気の1/10~1/20と想定されています。
”気を付ける”という行動に限界があることは重々承知していますが、時計の修理代も馬鹿になりませんので、以下出来ることを心掛け、始めてみてください。
・基本的に電子機器と密着する環境は避けてください。
・磁石付の小型バック(ハンドバック)には入れないようにしてください。
・磁気ネックレス・健康器具には近付けないでください。
・スピーカー製品からは強力な磁気が発生しているので、その近くに時計を保管することは避けてください。
一般的にそれら磁気を発生する物とは5~10㎝の距離を置くことでその悪影響を受けません。
磁気に悪いイメージ・過去をお持ちの方は、磁気に強い時計【耐磁時計】が存在しますのでお勧めいたします。
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