時計の防水性について
時計の防水性について
もくじ
防水時計
リューズ・プッシュボタンや裏蓋部分がパッキン構造となっています。また強化防水を求める製品にはそれらの外装部品がねじ込み式となっており、時計内部に水気が侵入しない気密性を高めたケース構造になります。
例えば、国産時計の多くは裏蓋に「WATER RESIST」の表記がありますが、これはJIS(日本工業規格)とISO(国際標準化機構)により決められた規格で防水時計の証です。
防水性能の表示例と意味
| 表示 | 防水性能の目安 | 使用できる状況 |
| 非防水 | 水に弱い | 雨や汗にも注意が必要 |
| 日常生活防水(3気圧/30m防水) | 生活防水レベル | 雨・手洗いの水しぶき程度 |
| 5気圧防水(50m防水) | 強化生活防水 | 水仕事、軽い水泳程度 |
| 10気圧防水(100m防水) | スポーツ防水 | 水泳、マリンスポーツ可(ただし潜水不可) |
| 20気圧防水(200m防水) | 高性能防水 | スキンダイビングなど可 |
| ダイバーズウォッチ(ISO 6425規格) | 潜水用 | スキューバ・飽和潜水対応など、プロ仕様 |
防水時計であっても、ご使用状況・環境によって防水が確保できなくなる場合があります。
【経年劣化による防水機能の低下】
メーカーの防水機能の水圧表記ですが、これはあくまで時計が製造され、その時点において静止状態で防水検査を行い、そのメーカーの規格以上になったという結果を表しています。
販売時点で防水検査に合格したということであり、5年10年と時計を使用していくうちに部品の経年劣化により、防水機能が低下していくということを忘れてはいけません。
【リューズやプッシュボタン等の操作ミス】
リューズを引き出したまま又はねじ込みリューズを締め込まない状態でのご使用/水中でのブッシュボタン操作は、時計内部に水が入ってしまう恐れがあります
まとめ
お客様の時計がどの防水性能かを再確認していただき、適切なご使用環境の下でご愛用ください。
またご使用後は真水で軽く洗い、柔らかい布で水気を良く拭きとって保管してください。
定期的なメンテナンスもお勧めいたします。
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