なぜロレックスやオメガが中心なんですか?その4

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今回も前回、前々回の続きでロレックス・オメガであっても修理対応できないものについてお伝えします

修理不可のケースその4 デジタル・アナログ時計

デジタルの液晶がついている時計はすべて当社では修理対応不可となります。

基本的にはオーバーホールはできず、メーカーのみの修理対応となります。

お申し込み時によく記載していただくのが、オメガ・スピードマスターX-33のモデルです。

あとはロレックスオメガではないですが、タグホイヤー・ブライトリングでもデジアナ時計が届くケースが多いです。

オメガ・スピードマスターX-33 液晶部非表示

修理不可のケースその5 オートクォーツ

自動巻き発電型クォーツともいいましょうか、自動巻きとしてローターが回転し、そのエネルギーが蓄電池に充電され、その電池によって動くクォーツ時計です。

不具合が起きて当社に持ち込まれた際、油の汚れ・劣化とあわせて蓄電池の寿命や経年劣化で動かくなっているケースが多いです。

代表的なモデルがオメガシーマスター オメガマチックです。

昨年までは蓄電池の入手が可能だったのですが、部品入手が非常に困難になり、現在は修理受付を停止しております。

オメガシーマスター オメガマチック

修理不可のケースその6 アフターダイヤ

アフターダイヤとは、ベゼルなどにダイヤモンドなどの装飾品を付けたものをいいます。

メーカーでは改造品扱いとなるため、修理対応不可となるか、ベゼルを交換しない限り修理対応不可となるケースが多いようです。

当社でもアフターダイヤ品の時計の修理は受け付けておりません。

理由は、埋め込みダイヤがいつ外れるか予想がつかず、外れた場合は修復できない可能性があるためです。

あくまで当店は基本的に時計内部のオーバーホール修理を専門としておりますので、外装部に装飾物をあとから付けたものとなると、加工してもらった業者に修理を依頼したほうが無難です。

アフターダイヤの一部

いかがでしたでしょうか?

時計はブランドのみならず、種類も多く、尚且つ個々によっていろんなケースがあり、

ご紹介したもの以外でも修理対応ができないことも多々あります。

基本的には一度お見積りをさせていただいてから修理可否を判断させて頂く形となりますので、予めご了承いただければと思います。

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